教員・職員





耐震壁および基礎杭の地震時連成挙動

鉄筋コンクリート構造物耐震設計法

基礎部の根入れ効果を考慮した杭基礎の耐震設計法

波動伝播計測による表層地盤の不均一性評価法

 Green New Deal 工法の開発

 中高層建築物の大幅な重量軽減を目的としたプレストレスト集成材床スラブシステムの技術開発

 組積造(レンガ造)の耐震性能評価法および補強方法に関する研究

 基礎構造

 微動探査

 地震被害調査


 地名と災害

当研究室の所属する京都大学宇治キャンパスは,平等院や宇治茶で有名な宇治市の一角に位置しています。緑豊かなキャンパス内には様々な分野の実験施設が散らばっており,研究に勤しむには非常に恵まれた環境です。また,300人収容の大ホール,レストラン,コンビニエンスストアの入居している新施設「おうばくプラザ」(写真―1)が2009年10月23日にオープンし,ここ数年の耐震改修とあいまって,一段と綺麗なキャンパスに生まれ変わりつつあります。
当研究室の1番の特徴は,建築系の研究室であるということです。全ての建築物が地盤上にあるにもかかわらず,建築で地盤や基礎構造の研究をしている研究室は非常に少ないのが現状です。研究内容はRC構造及び地盤であり,RC構造の教員は田中仁史教授,地盤の教員は田村修次准教授です。現在学生は,RC構造に4人,地盤に2人所属しております。少人数であるからこそ,教員と学生は互いにじっくりと向きあうことが出来,丁寧


写真-1 おうばくプラザ
に研究の指導をしていただけると同時に,研究を通して様々なことを教えていただけます。模型実験や微動探査を全員で協力して行うことや,研究室のメンバーで食卓を共にする回数が他の研究室と比べ多いことも当研究室の特徴です。それらも,少人数であるが故のメリットであると思います。
学生はひとりひとり異なる研究テーマを持ち,地盤工学会と建築学会の大会で各々が発表を行っております。そのため,個々人が主体的に研究に取り組むことが求められます。もちろん発表後は,各地の名勝や郷土料理を楽しみます。よく学び,よく遊ぶ,非常にメリハリの利いた研究室であると思います。次項から,当研究室で近年行っている地盤分野の研究をいくつか具体例を挙げてご紹介します。
 当研究室の研究内容はRC構造及び地盤であり、RC構造の教員は田中仁史教授、地盤の教員は田村修次准教授です。ここでは、当研究室の主な研究内容をご紹介します。